めぐりあわせ

平成20年11月21日(金)
富士山の麓のお寺で仏教学の研修会があり、2日間みっちり勉強して来ました。さて、私は幼い頃からよく人に忘れられます。
存在感がないのでしょうか?  しょっちゅうです!
研修会の帰り道、沼津インターそばで美味しそうなうどん屋さんがあったので、迷わず入りました。私が注文したのは、ぶっかけうどんといってうどんをゆであげてダシを少しかけたシンプルなもの。それにおにぎりを付け、野菜のかき揚げも注文したのです。野菜のかき揚げはその場で揚げてくれ、ホントに美味しそうでした。店員さんが、今揚げる最中なので、あとから席に届けるからということで、ぶっかけうどんとおにぎりを受け取り席に座って食べ始めました。私はその時から一抹の不安があったのですが、その不安は見事に的中し、いつまでたってもかき揚げを持って来てくれる気配がありません。
頼む!早く気付いて持って来てくれ!と祈りながら、あえて催促せず、自分のめぐりあわせを試してみたのです。
やっぱり忘れられていました…、うどんを食べ終わり、さすがにもう来ないなという頃、店員さんに言ってかき揚げをキャンセルして、先払いしたお金を返してもらい店を出ました。
店員さん、申し訳なさそうに謝ってくれました。私は店員さんを怨んでません。そういうめぐりあわせのもとに生まれているんだから、と変に納得できました。ひょっとしたら、このようなめぐりあわせは、私は前世で、もしくは今まで他人にそのような感情を与えてきてしまった報いなのではと、今回の研修会を通して感じた次第です。
おかげで腹いっぱいにならず、仕切りなおしをして、足柄サービスエリアでカレーを食べてしまいました。