来 客?

平成20年11月1日(土)
朝、8時過ぎ玄関のチャイムがなったので行ってみると、見知らぬ男性が立っていました。用件は、物乞い!
「すいませんが、1,000円でもいいですからお金を貸してくれないでしょうか?お願いです。何にも食べてないんです。どうかお願いです。」「えっ、そりゃ大変だ。何も食べてないのですか?食べ物だったらおにぎりを握ってあげましょうか?お煎餅とかいかがですか?」「あ、いえ、お金がいいんです。貸して頂けないでしょうか?」
はああああ?・・・・この人、何も食べてなくて困ってる。でも食べ物はいらない。お金が欲しい。なんじゃこれ!最近、この手の物乞いが多いのです。住所と名前を書いてもらって、何度か貸したことがあるのですが、返してもらったことがありません。しかも、貸すと、同じような人が続けて来るのです。今回は、どうみても怪しかったので、「お金のことでしたら市の福祉課か警察に行ってみてください。」と言ったら、「わかりました。」とちょっと不満げに帰って行きました。
おにぎり食べます?って言ったのに。
お煎餅食べます?って言ったのに。
こういう人って本当に困っているんだろうか?
なんか気持ちが晴れない出来事でした。

おくりびと

平成20年 10月7日(火)
映画「おくりびと」を観て来ました。
オーケストラのチェロ奏者が失業し、葬儀屋さんの下請けの納棺士になる物語です。私は、今まで、檀家さんの納棺に何度か立ち会った事はありますが、納棺士さんを特別に意識するような事はありませんでした。思えば、葬儀の準備がすべて整った段階でお経をあげている私はこういった見えない苦労を知りませんでした。
映画では、人間の死に携わる納棺士という仕事を偏見な目で見、理解を示さない妻や友人達がやがて納棺士に感動を覚えるまでになるのですが、どんな仕事でも生き甲斐と誇りを持って取り組めば、人に感動を与えることができるのだと思いました。
本木が演じる納棺士がひたすら「生きる」姿に涙しました。

第7回陶芸道場

平成20年7月26日(土)
今年で七回目になる陶芸道場。
第一回目よりシーサー作家・川田(小泉)すなお先生指導の下、シーサーのお面を作っています。確か七年前の初回は十人前後だったのが、今や五十人の大所帯になりました。最初に参加してくれた子ども達もスタッフとしてお手伝いしてくれ、シーサー作りの他、スイカ割りや肝だめし、ビンゴゲーム、花火等の企画も盛り沢山になりました。魔除けの意味を持つシーサー、焼き上がりは表情豊で個性的なものばかりです。シーサー作りを通してお寺に親しみ、仏様の教えに触れてもらおうと始めたこの行事です。これからも工夫を凝らして継続したいと思っています。
私の個人的な次回の課題はシーサーの巻き毛を極めることです。

土用丑の日

平成20年7月24日(木)
朝6時~正午まで、頭痛除けのほうろく加持と子どもの虫封じ加持が行なわれました。ほうろく加持は、素焼きのお皿(ほうろく)にモグサを載せて頭にかぶるのですが、事前に私がやってみた感じでは、脳天から身体の芯に突き刺すようにものすごい暑さが伝わってきました。これが古来から頭痛に効くと伝えられています。
虫封じは、お子さんの癇の虫封じの祈祷です。猛暑を乗り切れますよう、皆様の身体健全を謹んでお祈り申し上げます。

正直者が・・・

平成20年7月7日(月)
駐車違反をして罰金15000円を払ったのですが、この制度がちょっと面白くて、正直に運転者が警察に出頭すると違反切符を切られ減点された上に反則金15000円。運転者がが出頭しないでいると、車の使用者宛てに違反金の納入通知書が来ます。
車の使用者と運転者が同じ場合、すぐ警察に出頭せずに通知書が来てから、使用者として放置違反金15000円を払えば、運転者としての反則金や減点は逃れられるのです。
そんなルールとはつゆ知らず、私は去年、お盆のお経廻りで檀家さんの家でお経をあげている間に、違反のシールを貼られてしまい、衣を着たまま警察に出頭、その場で違反切符を頂戴し、減点と15000円の反則金を納めました。
そして、つい先日も、大田区の池上で駐車違反をしてしまいました。僧侶の集まりの会の会計処理で郵便局に寄ったわずか数分の間。しまった!前回からまだ1年経ってないぞ!でも仕方なく、浦安に帰ってから地元警察に出頭したら、管外だから東京都の警察に出頭するようにとの事。
つい時間がないのと期限がまだなので出頭しないでいたら、やがて車の使用者に対しての放置違反金納入通知書が来ました。この場合は運転者としての減点はありませんでした。
なんだ!最初からそうすればよかった!
正直者が損をするとはよく言ったもんだ…。
※要注意事項
しかし、よく通知書を読んでみると何回もそんなずるい事を繰り返すと、車の使用制限命令を受けてしまうのだそうだ!気をつけよう!

掛け声

平成20年6月15日(日)
14、15日は4年に一度の浦安の三つの神社の大祭・三社祭。
浦安のお神輿の掛け声は独特で「まえだっ! まえだっ!」なんです。「ワッショイ、ワッショイ」じゃありません。
聞いた話ですが、「前だっ!前だっ!」と「舞だっ!舞だっ!」の
2説があるそうです。
何れにせよ、「前だっ! 前だっ!」って、
人生辛くても一歩前に出ようって励まし合ってる姿に見える。
「舞だっ! 舞だっ!」って、生きてて良かったって喜んでる姿に見える。